2021/12/06 16:21
川上村で工房を持ち22年、器づくりを生業に家族との暮らし
とても大切でかけがえ無い毎日は当たり前で無く足下にあるシンプルな積み重ねで出来ていると
感じるようになりました。
10年前手捻りからタタラへ、轆轤に技法を変えリハビリを兼ねながら制作「焦らず慌てず」と
言い聞かせるような毎日。
積み重なる心の変化は、作品にも良い影響を与えてくれました。
何度も重ね塗りする色化粧から生まれる偶然性の色合いと手触りある質感
長年求めていたものに近づいている実感があります。
使い手の方にもその色合いを様々な表現で受け取って頂けて、雲や水面や自然の景色を
色の奥行きで感じ味わい、思い出して頂けている言葉に喜びを感じ制作しています。
器デザイン・制作 / いにま陶房 鈴木智子